【試験前の大学生必見!】論述試験の問題を予測するコツを教えます。
みなさん、こんにちは。
関西学院大学 国際学部 3年の平本 亘(@follow_me_peace)です。
今回の記事では
論述試験の問題を予測するコツ
について書いていきます。
僕が大学に入学して、高校との違いを感じたものは【試験】の内容でした。
高校の試験では
- 授業で習った単語や人物名を覚えて答える問題
- ある一つの出来事に関する説明
- ある時代の特徴に関する説明
など、一問一答形式や長くて100文字程度で説明するような問題が出題されていたように感じます。
一方で、大学の試験では、1000字を超えるような論述が試験で出題されることも少なくありません。
高校では練習してこなかった論述試験に、苦しんでいる大学生は多いのではないでしょうか?
この記事を最後まで読めば、論述試験が予定されている授業で問題を予想できるようになるかもしれません。
こんな人におすすめ
- 大学の論述試験が苦手な人
- 大学の論述試験の準備に時間を取られたくない人
- 論述試験の問題を予測できるようになりたい人
では、本題に入っていきましょう
目次
最大のカギは初回授業?初回授業で論述試験の問題を予測しよう
結論から先に言っておくと、初回の授業でどのような問題が出題されるか予想することができます。
初回授業で、どのようなことを説明されるか一度思い出してみてください。
初回の授業では
- 教授の自己紹介
- 授業を行う目的
- 授業の到達目標
- 評価の方法
などが、説明されることが多いのではないでしょうか?
直接的に授業の内容と関わらないことが多いため、多くの大学生は聞き逃していることが多いかもしれません。
しかし、ここにたくさんのヒントが隠されているのです!
授業の目的
まずはじめの授業では授業目的が説明されるはずです。
目的とは、なぜその授業を行う必要があるのかを明確にするために設定されています。
【なぜ】、その教授がその授業をする必要があると考えているのかを理解することで、論述試験を主題する教授自身がどのような問題に答えてほしいのかを予測することができのです。
例えば
受講生は、現在の国際関係の基本的構造について学びながら、地域紛争、国際経済問題、核兵器の拡散、地球環境問題、地域紛争をはじめとする現在の国際社会が直面する国際問題について基本的な理解を深めていきます。
と、いうような授業目的があったとします。
この教授は、【国際関係の基本的な構造】を学び【国際問題】について理解してほしいと考えていると考えられます。
この場合、国際問題について基本的な理解をしてほしいと考えているので
具体的な国際問題を取り上げて、その構造を説明する問題が出題されるかな?
と考えたりすることができます。
授業の到達目標
授業の到達目標も初回の授業で説明されるはずです。
到達目標は、1学期間を通して、学生にどのようなレベルまで到達してほしいかを示してくれているわけです。
この到達目標に達しているかどうかで、単位を与えるか与えないかを決定することになると考えることもできますよね。
と言うことは、この到達目標そのものが論述試験の問題になる可能性があるということです。
到達目標は、こうした地域紛争や温暖化問題をはじめとする現在の国際社会が直面する国際問題について理解し、説明できるようになることです。
このような到達目標があったとすれば、論述試験の問題は
<現在の国際社会が直面する国際問題について、具体例を挙げて説明してください>
というようなものになるかもしれないと、予想することできます。
授業内容が変わる所を意識しよう
次に大切だと考えられる点は、授業の内容が変わるタイミングを意識することです。
大学の授業は、1コマにつき一つの内容を学ぶことが多いです。しかし、たまに先週の続きから始める、というようなこともあるかもしれません。
1つ1つの内容が変わるタイミングをしっかり意識することが大切です。
これが大切だと考えられる理由は
- 「1つの授業内容をまとめよ」という出題の仕方がある
- 教授の熱の入れ方の違いに気づくことができる
からです。
「1つの授業内容をまとめよ」という出題の仕方がある
僕が受講していた授業で、毎回の授業にタイトルが付いている授業がいくつかありました。
- アジアにおける地域社会の構築
- 生徒指導におけるカウンセリング法
などなど。
そして、論述試験で<生徒指導におけるカウンセリング法について論じよ>
というような問題が出題されることがあるのです。
90分間で教授が話されたことを網羅して論述する必要があるということですね。
ただ、全ての授業でそんなことはできないという時のために教授の一回の一回の熱の入れ方を見ておく必要があります。
教授の熱の入れ方の違いに気づくことができる
毎回の授業内容を整理していくと、授業内容によって教授の熱の入れ方に違いを感じることができるかもしれません。
また、「今日の内容はとても大切だよ」と仰る教授もいらっしゃるかもしれません。そのような日に扱った内容は、論述試験で問われる内容かもしれませんね。
論述試験の問題は教授の専門分野から出題される?
論述試験の問題は教授の専門分野から出題されることが多いということを意識してください。
論述試験の問題を予想するために、初回の授業が最大のカギになると上述しました。
初回の授業では、授業目的や授業の達成目標の他に教授の自己紹介もあるかもしれません。
多くの大学生は気にしていない内容かもしれませんが、教授の自己紹介に実はとても重要なヒントが隠されています。
それは、専門分野です。大学で教鞭をとられている先生方は、皆さんご自身の専門分野を持っておられます。
<アジアの国際関係>という授業名でもインドを専門にされている方もいらっしゃれば
<心理学>というタイトルの授業で子どもの心理を専門に扱う方もいらっしゃるかもしれません。
このような場合は、包括的に<アジアの国際関係>や<心理学>を授業で扱われますが、インドや子どもの心理の分野は、特に重要視される可能性があるということです。
論述試験の問題はだいたい予想することができる
以上、論述試験の問題を予想するコツを紹介しました。
- 初回授業が最大のカギ
- 授業内容の変わるタイミングを整理
- 教授の専門分野を意識
以上の3点を意識することで、試験会場に行かなければ分からなかった論述試験の問題が、ある程度予想することが可能です。
僕は、最後に受けた試験では、3問中3問とも論述試験の内容を予想することができました。
是非、この記事を参考にして論述試験に打ち勝ってください!