平本 亘 Official Blog

関西学院大学 国際学部に通う学生です。大学生でも応募ができる国連ユースボランティア(UNYV)でボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにある国連人口基金(UNFPA)で活動しています。大学では教育開発を専攻しており、教育×SRHR(性と生殖の健康)という視点で、日本・世界を見ています。

【大学生が国連でインターン】国連ユースボランティア(UNYV)について知ろう

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こんにちは。平本 亘 (@follow_me_peace)です。

 

今回の記事では、将来国連で就職を念頭に入れている学生に向けて、大学生が国連でインターンができる国連ユースボランティア(UNYV)について解説しています。

 

一般的に国連職員になるためには、修士号(大学院1~2年)の取得が必要だと言われています。また、国連でインターンをするためにも、学士号(大学卒業)以上が必要です。

 

しかし、僕は2019年9月から5か月間、国連ユースボランティア(UNYV)というプログラムで海外の国連機関でインターンをしています。大学生が国連で働くことができる数少ないチャンスにもなる国連ユースボランティア(UNYV)。

 

大学生のうちから、国連でインターンをする機会を得てみませんか?

 

※本来、インターンとボランティアは待遇などに違いがあるため分けて考えますが、今回の記事では、「国連で働く」という意味において同一として考えます。

 

 

 こんな人におススメ

  • 将来、国連職員になりたいと思っている大学生・高校生
  • 大学生でできる国連インターン・ボランティアを探している人

 

目次

 

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)って?

では、さっそく国連ユースボランティア(UNVY)の説明をして行きます。

 

 

実は国連ボランティアと言っても、さまざまな種類のプログラムがあります。

  • UN Senior Volunteer
  • UN Youth Volunteer
  • UN University Volunteer

などなど。

 

当ブログでは、国連ユースボランティア(UNYV)を、僕が応募したUN University Volunteer だと考えています。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)は、UNDP(国連開発計画)の下部組織であるUNV(国連ボランティア計画)が主に担当しています。

 

国際機関や政府機関、またNGOの要請を受け、世界各国の大学生(学部生)が国連ボランティアとして派遣されるプログラムです。

 

世界中に派遣された国連ユースボランティア(UNYV)は

  • SDGsの促進
  • ボランタリズムの促進

を通して「持続可能な人間開発」を行うことが期待されています。

国連ボランティア計画(UNV)のHPを参照

 

 

僕はボランティアを

活動が行われる地域や社会、またその地の人々に恩恵を与えるだけでなく、ボランティアを行う自分自身にもプラスの影響を与える活動

だと考えています。

 

要請された期間で求められたタスクをこなすことで、自分の活動がその地域社会に良い影響を与えることがあります。

一方で、自分自身がボランティアの取り組むことで。かけがえないの経験が出来たり、ボランティアから得る学びがあると思うのです。

 

 

日本における国連ユースボランティア(UNYV)について

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撮影:平本 亘

 これらのプログラムは世界中で展開されていますが、今回は日本の国連ユースボランティア(UNYV)ついて解説していきます。

 

もともと日本での国連ユースボランティアは僕が通っている関西学院大学でスタートしました!

今では、関西学院大学をリーダー校に9大学(大阪大学・国際教養大学・上智大学・筑波大学・東洋大学・明治大学・明治学院大学・立教大学)にまで広がっています。

 

したがって、この9大学のいずれかに、入学し応募する必要があるということになります。

 

国連ユースボランティア(UNYV)の選考フロー

学内選考(書類選考)

    ⇩

学内選考(プレゼン+英語面接)

    ⇩

受け入れ機関による選考(履歴書)

    ⇩

受け入れ機関による選考(電話面接)

 

このような選考プロセスを踏んで、派遣が決定していきます。

 

 

大学によって、派遣国の選び方や学内選考の流れは異なってきます。上で説明しているのは、関西学院大学の選考の流れです。参考までにどうぞ。

 

英語でのインタビューや履歴書はハードルが高いようにも感じますが、しっかり入念に準備していけば、受かる可能性は確実にあります。

 

 

どのような準備をしてきたかはこちらの記事を参照してください。

 

 

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国連ユースボランティア(UNYV)での活動内容

今回の派遣で、僕はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにあるUNFPA(国連人口基金)という機関で、Communication Assistant(広報補助)として働いています。

 

 

UNFPAって?

UNFPAはUnited Nations Population Fundの略で国連人口基金と日本語では訳されます。

 

日本ではUNICEFやUNESCO、UNHCRなどが有名ですが、これらの機関と同じように独立した機関として活動しています。

 

UNFPAは

  • すべての妊娠が喜ばれる世界を
  • すべての出産が安全に行われる世界を
  • すべての若者のポテンシャルが発揮される世界を

実現するために活動を行っています。

 

 

UNFPAのキーワードとなるような言葉として、SRH/Rが挙げられます。

Sexual Reproduct Health and Rightsの略で、性と生殖に関する健康と権利と訳されています。

 

家族計画や中絶などをすべての人々の人権として考えるように促進しています。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)の具体的な活動

僕はCommunication Assistant (広報補助)として活動しています。

  • UNFPAがどのような活動を行っているのか
  • どのような世界を作ろうとしているのか

多くの人に伝えていく必要があります。

 

Communication は

  • どのように人々に情報を伝えていくか
  • どういった手段が一番届くのか

ということを考える部署だと言えます。

 

例えば、

若い人に向けた避妊のセミナーを広報するとすれば

SNSでシェアすれば広く広まりますよね、っていう感じです。

 

 

仕事内容の説明書では

  • SNSウェブサイトの運営やアップデート
  • レポートを書くための情報収集でニュース記事を読むこと
  • 写真を撮ったりすること
  • 国際ボランティアデー(12/5)でのイベント運営

などが大きな職務になると記されています。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)について知ろう!

以上、今回の記事では、将来国連で就職を念頭に入れている学生に向けて、大学生が国連でインターンができる国連ユースボランティア(UNYV)について解説しました。

 

一般的に、大学生では働くことができないと言われている国連。そんな国際機関で、5か月 自分の身を置けることはすごく貴重な経験と言えるでしょう。

 

是非、国連ユースボランティア(UNYV)への参加を検討してくれればと思います。

 

 

 

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