平本 亘 Official Blog

関西学院大学 国際学部に通う学生です。大学生でも応募ができる国連ユースボランティア(UNYV)でボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにある国連人口基金(UNFPA)で活動しています。大学では教育開発を専攻しており、教育×SRHR(性と生殖の健康)という視点で、日本・世界を見ています。

関西学院大学から派遣された国連ユースボランティア(UNYV)を紹介します。(澤田 夏后)

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みなさん。こんにちは。

国連ユースボランティア(UNYV)派遣中の

平本 亘(@follow_me_peace)です。

  

今回の記事では

関西学院大学からどんな大学生が

国連ユースボランティア(UNYV)に応募しているのか

紹介します。

 

…が、僕が紹介してもうまく伝わらないので

ご本人に記事を書いていただきました。

お楽しみください。

 

______________

 

目次

 

 

自己紹介

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こんにちは、みなさん。

関西学院大学 文学部 文学言語学科 英米文学英語学専修に属しております

澤田 夏后(なつみ)と申します。

 

関西学院大学での専攻

こうして文字にすると漢字ばかりでとても覚えにくいのですが

簡単に言うと専攻は英米文学です。

 

他の国連ユースボランティア(UNYV)のメンバーは

国際関係の学科に所属している方が多いですが

私は文学部からの派遣です。

 

大学の普通の授業では国際関係の授業に触れる機会があまりありません。

なので

自由履修(一般教養)などで自主的に国際系の科目を受講していました。

 

大学生活

私は好奇心が人よりも旺盛であるがために

良くも悪くも自分のやりたいと思ったことは何でも手を出してしまう性格です。

 

高校は毎日部活三昧で何もできなかった分

大学に入ってからは

  • フットサル
  • ドラム
  • プログラミング
  • 海外旅行
  • ボランティア
  • 格闘技(予定)
  • 中国語

など、今までやってみたかったことはとにかく大学生のうちに手を出す!

という意気込みで大学生活を送っています。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)への応募のきっかけ

 

自分の人生の沢山の要因が重なって

この国連ユースボランティア(UNYV)の応募に至りました。

 

全部は到底話しきれないので

国連ユースボランティア(UNYV)の同期の仲間たちにも話していない話を少しだけ。

 

元々海外には興味があり

高校時代にアメリカに1ヵ月弱のホームステイ・留学をしたことがありました。

 

それがきっかけで

大学生になってからはアルバイトでお金を貯め

10か国ほどの国に旅行に行きました。

 

ちょうどそんな時、世界青年の船という政府主催のプログラムを目にしました。

簡単に内容を説明すると

様々な国の代表の人たちと、自国の文化をお互いに紹介したり

世界の問題についてディスカッションをしながら

船で世界を旅するというプログラムです。

 

英語や国際問題にも少し関心のあった私は

そのスケールの大きな話にワクワクし、応募しました。

 

しかし残念ながら、選考に通過できませんでした。

 

負けず嫌いの私はその結果を受け

大学時代何かスケールの大きいことをやってみたい

このままで大学の4年間を終えるのは嫌だ

という思いが強まり

関西学院大学の中にある国際協力教育センターというところに相談をしに行きました。

 

そこで出会ったのがこの国連ユースボランティア(UNYV)のプログラムでした。

 

自分の中では、休学せずに5か月間も国際貢献に専念できる!

というところがかなり重要だったと思います。

 

ちなみにもし興味があれば

世界青年の船についてチェックしてみるのもオススメです。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)派遣国・派遣機関

 

派遣国の説明

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Wikipediaより

私は成田さんと同じカザフスタンへ派遣されています。

 

しかし成田さんは首都のヌルスルタン(アスタナ)。

私はアルマティという場所に派遣されています。

 

同じ国なのに、沖縄から北海道くらい離れてるんです。。。

 

アルマティはそれでもカザフスタン最大の都市で

150万人ほどの人が暮らしています。

 

びっくりしたことは

ロシア系の顔とアジア系の顔の割合が見事に半々ぐらいで共存していること。

中には混ざっている方もちらほら…。

 

日本にいると日本人が圧倒的に多いので、少し変な感覚です。

それでも皆さんロシア語を話します。

人種の壁みたいなものがなくて、良いですね。

 

 

www.wataruhiramoto.com

 


 成田さんの記事はこちらから

 

派遣機関

私はUNESCAPという

中央アジアの経済発展環境問題を扱う機関に派遣されています。

 

持続可能な社会をどう作っていくか

というテーマについて環境という切り口で課題を取り扱う部門です。

 

なので

今の仕事も中央アジアに関するリサーチがメインになっています。

 

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)での経験は今後…

 

将来のことについてはまだ何も決めていません(笑)

 

ですが

やはり世界に貢献できるような仕事がしたいという思いはあるので

そこを自分の軸において就職活動をしていきたいと考えています。

 

5か月ぼーっと過ごすだけでは何も自分を変えることはできない

と思っているので

積極的に行動的に毎日を過ごしたいと思います!

 

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)目指す皆さんへメッセージ

 

長い選考期間を乗り越える忍耐力と勇気があるのか

5か月の途上国生活を楽しむ力があるのか

私はとても不安でした。

 

色んな応募動機があると思います。

でも、最終的に、やるかやらないかです。

私はまだ着いて3週間ですが、すでにやってよかったと思うぐらいに毎日が刺激的です。

 

 

私はこのプログラムに応募したことで

本当に家族や友人のありがたさ、大切さに気付くことが出来ました。

 

また、周りの人達にとても恵まれていることに気づきました。

私は、人生は人との出会いがとても重要な役割を果たすと思っています。

偶然であれ必然であれ、出会いは人生を変えます。

 

国連ユースボランティア(UNYV)に応募したことによって

出会うことができた人も沢山います。

 

その人たちも私にとっては皆大切で本当に尊敬できる人たちです。

応募していなければ出会うことは出来ませんでした。

 

それを行動するかしないかは全て自分次第です。

人と出会うことで

色んな価値観・考え方を知ることができることはとても楽しいし

人生が豊かになると思っています。

 

常に周りへの感謝を忘れないように、これからも生きていきたいです。

 

__________

 

以上

関西学院大学から

カザフスタンのUNESCAPに派遣されている

澤田 夏后さんを紹介しました。

 

多くの国連ユースボランティア(UNYV)派遣生は

国際関係の学部に所属していますが

彼女はその中でも珍しい文学部からの派遣です。

 

関西学院大学の文学部から

国連ユースボランティア(UNYV)に派遣されるのは

彼女が初めてだそうです。

 

自分が今 所属している学部や学んでいることが

国連ユースボランティア(UNYV)に会っていないのではないかと

感じる人もいるかもしれません。

 

ただ

結局はやるかやらないかの二択しかないのです。

 

次回もお楽しみに!