平本 亘 Official Blog

関西学院大学 国際学部に通う学生です。大学生でも応募ができる国連ユースボランティア(UNYV)でボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにある国連人口基金(UNFPA)で活動しています。大学では教育開発を専攻しており、教育×SRHR(性と生殖の健康)という視点で、日本・世界を見ています。

サラエボ事件で有名な観光名所・ラテン橋を紹介します

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みなさん、こんにちは。平本 亘(@follow_me_peace)です。

この記事を書いている2019年現在、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボに在住しています。

 

みなさん、小学校や中学校で「サラエボ」という街を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?第一次世界大戦が起こる引き金になったともいわれる、サラエボ事件が起こった街です。

そんなサラエボ事件が起こったラテン橋は今では、観光地になっています。

 

今回の記事では、サラエボ観光の有名スポットにもなっているラテン橋を紹介します。

 

目次

 

 

サラエボ事件とは?

 

サラエボ事件は、第一次世界大戦の引き金となったと言われている事件です。

1914年6月28日、オーストリア皇太子であったフランツ・フェルディナント夫妻が、サラエボ(当時オーストリア・ハンガリー領)を訪問中に、ラテン橋でセルビア人青年に殺害されました。

 

使われた凶器がピストルであったことから、「サラエボの銃声」と呼ばれることも多いです。最近では、サラエボ事件を題材にした映画も公開されていますので、是非ご覧ください。

 

 

 

 

サラエボ事件の現場・現在のラテン橋

 

 サラエボ事件の現場・現在のラテン橋

ラテン橋

現在のラテン橋

現在、サラエボの観光名所となったラテン橋ですが、ボスニアの方々には普段の生活から利用されています。特に観光名所っぽくなっているわけではなく、小さな石碑が建っているだけでの小さな橋です。

 

何も気にしないで見ると、特に惹かれるところはありません。しかし、サラエボ事件がラテン橋で起こったと考えると、感慨深いですね。

 

週末になれば、観光客がラテン橋に集まり、写真を撮ったり、当時のことを振り返っている様子が見られます。

 

サラエボ事件を振り返る・サラエボ博物館

サラエボ博物館 

サラエボ博物館

ラテン橋の向かい側には、サラエボ博物館があります。サラエボ博物館では、サラエボの歴史や、サラエボ事件について学ぶことができます。

また、サラエボ博物館の目の前には、皿事件の際にフランツ・フェルディナント夫妻が乗っていたと車と同じ形の車が飾ってあります。乗ることもできるようでしたので、是非記念写真を!

 

サラエボ博物館の開業時間は以下の通りです。

サラエボ博物館の開館時間

サラエボ博物館の開館時間
  • 月曜日から金曜日は10:00-18:00
  • 土曜日は10:00-15:00
  • 日曜日は閉館日 

となっています。

 

 

サラエボの観光名所・ラテン橋への行き方

 

ラテン橋は、サラエボ市内の観光名所が集まるStari Grad(旧市街)というエリアにあります。

 

空港方面から行く場合は、トラムという路面電車に乗るとラテン橋の目の前で降りることができます。とくに、車内アナウンスがあるわけではないので、運転手の近くに乗って、"Latin Bridge"(ラティン ブリッジ)もしくは  Latinska ćuprija(ラティンスカ チュプリャ)と言えば教えてもらえます。

 

路面電車はどこまで乗っても1.8KMで行くことができます。

 

旧市街の方から行く場合は、サラエボ旧市庁舎から川沿いに歩くとラテン橋にたどり着くことができます。

 

 

最後に

今回は、第一次世界大戦の引き金となったと言われているラテン橋を紹介しました。

 

サラエボの観光と言えば、サラエボ事件の起こったラテン橋だと思います。この記事を参考にして、是非ラテン橋を訪れてみてはいかがでしょうか?