平本 亘 Official Blog

関西学院大学 国際学部に通う学生です。大学生でも応募ができる国連ユースボランティア(UNYV)でボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにある国連人口基金(UNFPA)で活動しています。大学では教育開発を専攻しており、教育×SRHR(性と生殖の健康)という視点で、日本・世界を見ています。

どんな人が応募するの?国連ユースボランティア(UNYV)明治学院大学(伊藤 菜々佳)

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みなさん、こんにちは。

国連ユースボランティア(UNYV)派遣中の

平本 亘(@follow_me_peace)です。

 

今回の記事では

明治学院大学からどんな大学生が

国連ユースボランティア(UNYV)に応募しているのか

紹介します。

 

…が、僕が紹介してもうまく伝わらないので

ご本人に記事を書いていただきました。

お楽しみください。

 

__________

 

目次

 

 

自己紹介

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こんにちは。

明治学院大学3年生の伊藤 菜々佳(Ito Nanaka)です。

 

今回

平本くんからの依頼でこのブログに寄稿することになり

語彙力も文章力も皆無に等しい私がブログなんて書いていいのか・・・?

ととても恐縮しています。

 

けれども

私はこの国連ユースボランティア(UNYV)というプログラムへの

応募を決める際に

 

国連ユースボランティア(UNYV)が

どんなプログラムなのかを把握する情報が少なく

とても不安を抱えながら応募したので

 

国連ユースボランティア(UNYV)について

興味ある方の役に少しでもたてるように

派遣機関や国、仕事内容などをなるべくわかりやすく

説明できたらと思っています!

 

明治学院大学での専攻

大学では、国際学部国際キャリア学科に所属しています。

 

私の学科での授業は全て英語で行われ、少人数体制のクラスが多いです。

そして、なぜかゼミがありません・・・。

 

しかし

私はジェンダー関連の問題に興味があるので

帰国後もそちらの方面に絞って勉強していく予定です!

 

 

海外経験

私は

  • 高校生の時にカナダに1年弱留学
  • ボランティア大学の授業研究などでタイに3回(トータルで1ヶ月くらい)
  • 大学の授業研究でカンボジアにも1週間ほど滞在

した経験があります。

 

旅行では、アメリカと韓国。

 

ぐらいで海外で働くのはこのプログラムが初めてです!

 

ちなみにお恥ずかしながら大学3年生にして

インターンシップ自体もこのプログラムが初めてなんです。

 

人生初のインターンが海外

しかも国連って自分で考えても

ちょっとチャレンジャーだったなと思ってます(笑)

 

 

趣味

趣味は韓国ドラマを見ることです!!

 

こちらでも毎晩ご飯を食べながらと寝る前に観て

一日の疲れを癒しています・・・

 

私の相棒でもあるNetflix

ウクライナのNetflixは日本のものより

韓国ドラマの数がかなり豊富なので

この5ヶ月で観まくるつもりです!!!!!

 

あとはK-popと某人気ジャニーズグループが好きなので

ライブに行くことも好きです:)

 

5ヶ月間ライブお預けは悲しいですが

毎朝毎晩曲を聴いて元気をもらっている

私のエネルギーの源です!

 

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)での派遣国と派遣機関の説明

 

派遣国の説明

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Wikipediaより

私は東ヨーロッパにある

ウクライナの首都キエフに派遣されています。

 

言語はウクライナ語。

お隣の国のロシア語と同じキリル文字を使います。

 

キリル文字なんて顔文字を作るためだけのツールだと思っていたのに

まさか自分の生活言語になるとは・・・。

毎日顔文字にしか見えない暗号とにらめっこしています。

いつか彼らとのにらめっこに勝ちたい。

 

そしてウクライナは1991年にソビエト連邦から独立し、

”ウクライナ”という国をつくりあげているまだまだ成長途中の国です。

 

街中にはソ連時代の歴史的な建物と

ヨーロッパ風の新しいビルたちが共存しており

建設中の道路や建物もたくさん見かけます。

 

まさに開発中!というような独特な雰囲気漂う国という印象です。

 

 

派遣機関の説明

現在、私は、平本くんと同じ

UNFPAという機関に派遣されています。

 

既に平本くんが説明してくれていると思うので

UNFPAがどんな機関なのかの説明は割愛しますが、

 

私が働いているUNFPA Ukraineは主に、

  • 若者が健康で健全な生活を送ることができる社会づくり
  • 女性と若者のセクシャル・リプロダクティブヘルス/ライツの向上
  • ジェンダーステレオタイプの撲滅
  • GBV(Gender-based Violence)の撲滅

に力を入れています。

※(セクシャル・リプロダクティブヘルス/ライツ=性と生殖に関する健康・権利)

 

 

業務は基本的に

データ収集などのリサーチが多いです。

 

 

しかし

現地のプロサッカーチームと協力して

 

女の子のサッカチームを作ったり

男性が積極的に家事や育児に参加する大切さを啓蒙するための

写真展やイベントを開催したりなど

オフィス外でも積極的に活動しています!

 

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つい先日のInternational Girls’ Dayでも

首都地方関係なく

全国の女の子を巻き込んだ女性のキャリアについて考える

素敵なイベントを開催しました。

 

 

他にも本当にいろんな活動をしているので

気になる方はぜひUNFPA UkraineのSNSを覗いて観てください!

 

(Facebook, Twitter, Instagram, YouTube)

 

Twitterは英語で投稿されているのでオススメです!

 

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)に応募した理由

 

国連ユースボランティア(UNYV)との出会い

国連ユースボランティア(UNYV)に参加しているメンバーの多くは

  • 国連で働くことを夢見ていたり
  • 興味を持っていたり
  • 入学前からこのプログラム参加を決めていたり

と高い志を持って挑んでいる人が多いです。

 

しかし

私の場合は国連ユースボランティア(UNYV)に強い思いを抱いて

応募したわけではありませんでした。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)が募集されているのを知ったのは

大学2年生のときでしたし

応募を決めたのも締め切り前ギリギリでした。

 

正直このプログラムに参加するまで

国連で働くなんて考えたことすらありませんでした。

 

 

ただ

高校生の時の一年間のカナダ留学で、ある程度の英語力を習得し

国際系の学部に進んだまま

特に何をするでもなく大学生活も半分が過ぎてしまいました。

 

え、待って私このまま卒業するの・・・?

大学生のうちにできること何かやらなきゃ!

 

と焦りと不安を感じていた時に

国連ユースボランティア(UNYV)の説明会のチラシが配られ

あ、いいかも・・・と興味を持ちました。

 

 

もともと過去のボランティア経験などから

女性のエンパワーメントに興味がありました。

 

将来は

途上国の女性のキャリア支援系の仕事もいいな〜

とぼんやりと考えてもいました。

 

なので

英語を学びに行くのではなく

英語を使って国際貢献インターンをしてみたい

と思ったのが応募のきっかけですね。

 

 

 

応募を決意させた母の言葉

応募を決心させてくれたのは母親でした。

 

母は、元看護師なのですが

赤十字で働きたかったらしいんですね。

 

でも自分(母親)には英語力もないし

割と若いうちに結婚して子供を産んで

看護師という仕事を辞めたことで

赤十字で働くという夢は諦めてしまいました。

 

だから

海外に留学したりボランティアしたりする私を

いつも羨ましながら誰よりも応援してくれていました。

 

 

この国連ユースボランティア(UNYV)に応募するときも

  • こんな中途半端な英語力な奴がこのプログラムに応募していいのか
  • 国連で働きたいと決めたわけでもないのに参加する意義はあるのか

ものすごーーーーーく悩んで母に相談に乗ってもらっていました。

 

お母さんはそうゆうことやってみたかったから羨ましい

興味あることじゃなくてもやってみたら

何か見えるものがあるんじゃない?

就職先とかそういうものにとらわれずにやってみたら?

 

という

ありがたき母の言葉に背中を押され

応募を決意し、今ここにいるわけです。

 

応募を決めたからには、履歴書記入から面接練習まで

とことんやりましたけどね・・・。

 

 

そんな偉大なる母のおかげで

今ではしっかりと自分の意見を持ち

常に刺激をくれる頼もしい仲間に出会い

 

派遣先ではフレンドリーで専門的知識に富んだスタッフに囲まれ

刺激的で充実した毎日を送れています。

 

まだ派遣されて1ヶ月も経っていませんが

学んだことはすでに沢山ありますし

この5ヶ月で大きく成長できる予感がしています。

 

 

海外で活躍したかった母の夢を娘の私が叶え

私の姿を見て母にもう一度夢を追いかける勇気を与えること

 

私の国連ユースボランティア(UNYV)派遣期間中での

密かな目標の一つでもあります。

(このブログを母に見られたら密かではなくなってしまいますね。笑)

 

だいぶこのブログの本来の趣旨からずれてきてしまいましたし

この文章を書いていたら目の前が霞んできたので

これくらいにします。(笑)

 

 

最初は特に国連にこだわりがあったわけではないけど

結局勇気を持って応募してみてよかったよ。

ということさえ伝われば・・・と思います。

 

 

将来国連ユースボランティア(UNYV)での経験をどのように活用したいか

 

先ほども述べましたが、

私は国連で働きたいという夢があるわけでもなく

かといってこれになりたい!という

はっきりした夢もありません。

 

だからこそこの5ヶ月間で

しっかりと自分と向き合って

自分は何がしたいのか考えるきっかけにしたいと思います。

 

ひょっとした5ヶ月後には

将来の夢が国連職員になってるかもしれないですね。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)を目指すみなさんへのメッセージ

 

だらだらと長い文を書いてしまいましたが

国連ユースボランティア(UNYV)に参加する人全てが

国連職員を夢見る人ではないことを

知っていただけたらと思います。

 

そしてそんな私でも

今は充実した日々を送っていることも。

 

だから

  • 別に国連にそこまで興味がない人
  • まだ将来の夢が決まっていない人

そういった方々にも

この国連ユースボランティア(UNYV)に応募する資格があると思います。

 

また

自分の将来について考え直すいいきっかけになる

素敵なプログラムだと思っています。

 

 

迷っていたら

とりあえずチャレンジしてみること

私はオススメします!

 

何か私が力になれることがあれば

いつでも連絡待っています!

 

www.instagram.com

 

読んでくださりありがとうございました。

 

__________

 

以上

明治学院大学から

ウクライナのキエフに派遣されている

伊藤 菜々佳さんを紹介しました。

 

もともと

国連を目指していたわけではない伊藤さん。

 

ジェンダーという問題に関心があり

その問題に取り組むUNFPAで活動をされています。

 

自分が国連ユースボランティア(UNYV)に応募していいのかどうか

たくさん悩まれた結果

今の生活に充実感を得ているようです。

 

応募していいのかどうか迷っている方は

是非 お話を伺ってみてはいかがでしょか?

 

次回もお楽しみに!