平本 亘 Official Blog

関西学院大学 国際学部に通う学生です。大学生でも応募ができる国連ユースボランティア(UNYV)でボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにある国連人口基金(UNFPA)で活動しています。大学では教育開発を専攻しており、教育×SRHR(性と生殖の健康)という視点で、日本・世界を見ています。

どんな人が応募するの?国連ユースボランティア(UNYV)大阪大学(内山 瑞貴)

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「どんな人が応募するの?国連ユースボランティア(UNYV)大阪大学(内山 瑞貴)」にお越しくださりありがとうございます。

平本 亘 (@follow_me_peace)です。

 

今回の記事では

大阪大学からどんな大学生が

国連ユースボランティア(UNYV)に参加しているのか

紹介します。

 

…が、僕が紹介してもうまく伝わらないので

ご本人に記事を書いていただきました。

お楽しみください。

 

__________

 

目次

 

 

 

自己紹介

 

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こんにちは。

大阪大学経済学部4年生の内山瑞貴(@mizukipot)です。

 

大学での専攻

 

大学では開発経済学のゼミと

国際関係学×ジャーナリズムのゼミに入っています。

 

開発経済学の方では

フィールドワークを通して

フィリピン政府が児童労働削減を目的とした

貧困層への補助金政策の効果測定をしていました。

 

 

国際関係学のゼミでは

日本であまり報道されない国際問題の記事を

GNV(Global News View)というサイトで発信しています。

 

どの記事もかなり読み応えがあり

参考文献も全てついているので

国際問題に関心がある人にはぜひ読んでほしいです。

 

 

趣味

 

趣味はバックパッカーでこれまで35か国いきました!

 

旅は

知らない人といろんなお喋りができるので好きです。

 

 

 

 

派遣機関と派遣国の簡単な説明

 

派遣機関について

 

ザンビアの首都ルサカ

UNIC(UN Information Centre)(国連広報局)で働いています。

 

UNICは

国内の国連機関全ての広報活動を担当しています。

 

なのでUNDP,UNHCR,UNICEF,ILO・・・など

他の様々な機関と交流を持てることも魅力の一つです。

 

 

今週末はUN ALL AFRICAという

アフリカにいる国連職員が集まる運動会みたいなものがあります。

 

そのHost Countryが今年はなんとザンビアなので

Tシャツのデザインを任されたり

他機関との合同会議にほぼ毎日出席したりと

充実しています。

 

 

派遣国について

 

ザンビアの国旗

Wikipediaより

ザンビアは銅がよく採れ

実は日本の10円玉はザンビアの銅でできています!

 

毎日停電になること以外は

治安も気候も良いので快適です!

 

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UNYVに応募した理由

 

UNYVに応募した理由は

国連が取り組む問題が自分にとって身近だったからです。

 

 

私は旅が好きだと書きました。

 

いろんな国で

  • 紛争で家族全員失った人
  • 母国を離れなければいけなかった人
  • 海水汚染で職を失くした人
  • 貧困に苦しむ人

に出会いました。

 

 

また、去年ザンビアに行った際

この国の経済格差に驚きました。

 

ショッピングモールが並ぶ都市の

すぐ近くのコンパウンドでは

学校を建てるお金がなく建設途中のまま

病院も全く受け入れ体制が整っていませんでした。

 

 

また、鉱山開発の問題も目の当たりにし

ザンビアのために何か貢献したいと思っていました。

 

 

たまたま大阪大学の枠がザンビアだったことや

 

ゼミで世界の問題について解説記事を書いているため

業務内容がUNICと似ていたこともあり

 

現在のポジションに応募しました。

 

globalnewsview.org

 

 

 

将来 この経験をどのように活用したいか

 

将来国連で働きたい

と思っていたので応募しましたが

 

赴任一週間目の現在

少しモチベーションが下がっています。

 

 

というのも

周りのインターナショナルスタッフは

やはり海外滞在経験が長い人が多いです。

 

丁度いま海外生活のストレスがかなり高まっているため

それを考えると正直憂鬱になっています。

 

 

また、国連はよく現場から遠いと言われますが

それを身をもって感じています。

 

勤務中に会う人は

国連職員大使館職員議員などで

実際の問題を目にする機会がほとんどありません。

 

 

赴任前のパッションが薄れてきていて

あれ、私の気持ちこんなもんだったっけ?

って自己嫌悪に陥っています。

 

ただ、もう少し経てば生活にも慣れて

力を取り戻せるとも思っています(笑)

 

 

 

UNYV目指す方へメッセージ

 

もし国連職員が将来の選択肢に少しでも入っているなら

本当におすすめします。

 

まだ1週間しか経っていないですが

本当にいろんな機関のいろんなポジションの

国連職員とお話できます。

 

この休日も

UNICEF,UNDP、UNFPAのインターナショナルスタッフたちと

ご飯にいきとても楽しかったです。

 

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左が内山さん

 

みんな年上で

いろんな国を渡り歩いてきた人たちばかりなので

お話はキャリアを考える上でとても参考になりますし

なにより実情を知ることができます。

 

他のスタッフにも

このプログラムはとても羨ましがられまし

 

ただの憧れではなくなる点で

大学生のうちにいけるのは大変貴重な機会だと思います。

 

 

 

しかし、3年生の方にとっては

就活に関する懸念点もあると思います。

 

私は就活と国連ユースボランティア(UNYV)の選考が

同じ時期だったので3月から5月は忙しかったです。

 

ただ

就活もほぼ国際協力に関わるものばかりを受けていたので

 

自分が今までどういうことを考え

これから何がしたいのか

 

就活は日本語で

国連ユースボランティア(UNYV)の選考は英語で

 

とリンクさせることができたので

実はタイミング的には良かったかもしれません。


たしかに国連ユースボランティア(UNYV)の選考は

いろんな書類英語で書き上げたり

面接があったり大変ですが

 

就活だから…

と国連ユースボランティア(UNYV)を

諦めるのはあまりにももったいない!

 

って思います! 

 

特に大阪大学

こんなラッキーなプログラムの知名度が低いから

もっとみんなに知ってほしい、、! 

 

 

 

とにかくこれから5か月頑張りたいと思います。

 

ザンビアや国連ユースボランティア(UNYV)について

関心を持ってもらえれば嬉しいです。

 

聞きたいことあればぜひ気軽にご連絡ください!

 

twitter.com

 

__________

 

 

 以上

大阪大学4年生の

内山 瑞貴さんの記事を紹介しました。

 

大学生活最後の半年を

国連ユースボランティア(UNYV)として

活動している内山さんからは

就活に関する話なども伺うこともできそうですね。

 

アフリカのザンビアに関心がある方も含め

是非 お話を伺ってみてください。

 

次回もお楽しみに。