平本 亘 Official Blog

関西学院大学 国際学部に通う学生です。大学生でも応募ができる国連ユースボランティア(UNYV)でボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにある国連人口基金(UNFPA)で活動しています。大学では教育開発を専攻しており、教育×SRHR(性と生殖の健康)という視点で、日本・世界を見ています。

東アフリカの孤児院でできるボランティアを紹介!ウガンダ編

東アフリカの孤児院でできるボランティアを紹介!ウガンダ編


みなさん、こんにちは。

平本 亘(@follow_me_peace)です。

 

僕は2019年の3月に東アフリカのウガンダにある孤児院に3日間ほど滞在して、家事などのお手伝いをするボランティアをしていました。

 

今日の記事では、僕が訪れたウガンダのSAVOという孤児院と孤児院に行ってできるボランティアを紹介します。

 

 

こんな人におすすめ

  • アフリカの孤児院に訪れたい人
  • アフリカでボランティアをしてみたい人
  • アフリカの子どもたちと生活してみたい人
  • これからウガンダに行く人

 

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感想(1件)

 

目次

 

 

 

東アフリカのウガンダにある孤児院:SAVO

SAVO House

 

SAVOは、ウガンダ共和国のマサカ県という所にあります。マサカ県はウガンダの首都カンパラから乗り合いバスで3時間ほど南に行ったところにあります。空港のあるエンテべからも車で3時間ほどです。

 

SAVOとは、Ssuubi ly'Abato Voluntary Organization の略で、ウガンダの言葉であるルガンダ語で【子どもたちに希望を】という意味があります。

なので、子どもたちに希望を与えるボランティア組織とでもいえるでしょうか。

 

SAVOはストリートチルドレンの生活向上のために2011年に設立されました。創設者のモーゼスさんはもともとストリートチルドレンで、彼と同じような境遇にいる子どもたちを救いたいという思いから孤児院を立ち上げました。

 

SAVAOでは、2019年10月現在、生後1年未満の赤ちゃんを含む約20人の子どもたちが生活しています。彼らの多くは、AIDSで両親を亡くしていたり、経済的な理由で親に捨てたられた、という経験をしています。

 

そのような子どもたちのためにSAVOでは

  • 教育支援
  • 生活支援
  • カウンセリング

などを行っています。

 

基本的には、創設者のモーゼスさんをはじめとするウガンダ人のみで活動を行っていますが、時には日本からもサポートをしています。SAVO Japanは甲子園で有名な西宮市を中心に活動しており、クラウドファンディングなどを日本で企画するなどしてSAVOを応援しています。

 

僕自身もSAVOの子どもたちに医薬品を届けるクラウドファンディングをSAVO Japanと協力して実施し、多くの方々に協力していただきました。

 

 

 

孤児院でどんなボランティアができるの?

 

この記事を読んでくれている人は孤児院に行ってボランティアがしたいと思っているのではないでしょうか?

 

でもどんなことをしたらいいのかわからない!

と思っている人もいるかもしれません。

 

なので、僕がSAVOに行って行ったボランティア活動を紹介します。

 

宿題を教える

 

SAVOの子どもたちの多くは小学校に通っています。なので、家に帰って来ると、学校で出た宿題をします。小学校1年生の宿題だと、自分の名前をひたすらノートに書くといった宿題もあるようでした。

 

  • 宿題をしっかりやっていることを褒めてあげる
  • 「きれいな字だね!」と声を掛けてあげる

たったこれだけのことで、子どもたちはすごく喜んでくれます。

 

日本の子どもたちと関わることは、親や先生でなければないかもしれないのでわかりにくいかもしれません。ですが、どの子どもたちも褒められると嬉しいものなどで、どんどん褒めてあげてください!

 

また、SAVOの子どもたちは日本のことをとてもすごい国だと思ってくれているようです。なので、そんなすごい国の人が褒めてくれたと思うと、余計に嬉しく思うのかもしれません。

外国人に滅多に会わない子どもたちにとって、日本人はとても珍しい存在で記憶に残りやすいです。それに加えて、その日本人に褒めてもらえたらすごく嬉しい記憶として残るはずです。

 

僕も、中学生の時に会ったオーストラリア人の方に褒めてもらったのがすごく嬉しくて記憶に残っています。本当に思っていたかどうかはわかりませんが、"Your English is very good"と言われ、今でも英語を話す喜びになっているのかもしれません。

 

 

家事のお手伝い

SAVOでは、子どもたちが孤児を分担して行っています。

 

  • 部屋や孤児院の共同スペースを掃除する人
  • ごはんを作る人
  • 洗い物をする人
  • 洗濯をする人

などそれぞれが家事を行っています。

 

一緒に机やいすを動かしたり、食材の準備をしたり、一緒に洗い物をしたり…

自分が見つけたことは何だってできます。

 

ごはんを作るにしても物が限られています。コンロではなく窯で火を通したりするなど、日本では絶対に体験することのできない料理でした。そこで、いかに日本という国が恵まれているのかも感じることもできるかもしれません。

 

 

薪割り

 

個人的に一番楽しかったボランティアが薪割りでした。

ボランティアと言ってもやり方は子どもたちに教えてもらいますし、やってみてうまくいかないので足を引っ張ているだけですが…

 

SAVOではコンロを使わず窯で料理をしていると先ほど書きました。なので、その窯で火を起こすための薪を一つ一つ割っていく必要があります。

 

昔のドラマなどで、お風呂の日を沸かすために薪を割っているの映像を見たことがありますが、まさにそんな感じでした。

簡単にできると思っていた薪割りもなかなかうまくできません。まず、薪に斧が入らないし、入っても割り切ることも難しいです。

 

やってみたいと言えばやらせてくれるので、是非薪割りもやってみてください!

 

子どもたちと一緒に遊ぶ

 

なんだかんだ言っても、やっぱり子どもたちと一緒に遊ぶことはとても大切なことだと思います。

 

先ほども書きましたが、なかなか会わない外国人と一緒にサッカーをするとか、話をするという経験は彼らの記憶に必ず残ります。一緒に楽しく遊ぶことで、彼らに勇気を与えることができるかもしれません。

 

一緒に遊んだりすることで、一瞬だけでも楽しいと思わせることができれば、十分な気がしています。

 

 

最後に

 

今回の記事では、東アフリカのウガンダにある孤児院:SAVOと、孤児院でできるボランティア活動を紹介しました。

 

  • アフリカの孤児院に訪れたい人
  • アフリカでボランティアをしてみたい人
  • アフリカの子どもたちと生活してみたい人
  • これからウガンダに行く人

と言った方々は、参考にしてみてください。

 

SAVOもいつでも日本からのお客さんをお待ちしておりますので、興味を持った方は是非参考にしてみてください。

 

SAVO Japanのホームページも掲載しておきますのでご覧ください。

bcbweb.bai.ne.jp