平本 亘 Official Blog

関西学院大学 国際学部に通う学生です。大学生でも応募ができる国連ユースボランティア(UNYV)でボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにある国連人口基金(UNFPA)で活動しています。大学では教育開発を専攻しており、教育×SRHR(性と生殖の健康)という視点で、日本・世界を見ています。

【国連ユースボランティア(UNYV)】関西学院大学の派遣生を紹介します。(遠藤 大輔)

f:id:wataruhiramoto:20191207064417p:plain



 

みなさん、こんにちは。

平本 亘(@follow_me_peace)です。

 

 

今回の記事では

関西学院大学からどんな大学生が

国連ユースボランティア(UNYV)に参加しているのか

紹介します。

 

…が、彼自身のことを詳しく知ってもらうため

ご本人に記事を書いていただきました。

お楽しみください。

 

 

__________

 

目次

 

 

自己紹介

f:id:wataruhiramoto:20191011031543j:plain

左が遠藤さん

はじめまして。

関西学院大学・総合政策学部国際政策学科4年生の

遠藤大輔(@DEendo51160861)です。


関西学院大学での専攻


関西学院大学では、学部の特性を活かして、

SDGs(=持続可能な開発目標)から地方創生・官民連携まで

「公共政策」をテーマに勉強しています。


ゼミでは、「開発政策」を扱うゼミに所属しています。

 

 

中高生時代/故郷


中学では剣道、高校では弓道を部活で行っていました。

僕自身は強くはありませんでしたが

県下でも有力な先生方から薫陶を受けました。

因みに、地元・徳島は米津玄師の故郷です。

 

 

好きな言葉


アメリカ映画 Avengersシリーズのキャラクター

キャプテン・アメリカが言う

「I can do this all day!」

が好きな言葉です。


日本語では

「まだやれる!」とか「絶対に諦めない!」

って訳されます。


UNYVの選考や就職活動・UNYVの現場という

未知の領域に足を踏み入れる時
この言葉を頭に思い浮かべると乗り切れる気がします。

 

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)での派遣国と派遣機関


派遣国について

f:id:wataruhiramoto:20191011031739p:plain

Wikipediaより

現在私は

中央アジア・カスピ海沿岸にある

アゼルバイジャン共和国で活動しています。

 

旧ソヴィエト連邦構成国だったアゼルバイジャンは

世界有数の産油国
油田から噴出するガスの影響で

地中から火が出ている地域もあります。


国名である「アゼルバイジャン」も

「焔の国」という意味になります。

 

周辺国がトルコ・イラン等の国々であり

イスラーム/ロシア・スラヴ系といった

多様なルーツを持つ人々で溢れています。

 

 

派遣機関について


アゼルバイジャンの

首都・バクー(=ペルシャ語で「風」)に

事務所の一つを抱えるIOM(=国際移住機関)に所属しています。

 

IOMは,

「人道的で適切な移民は移民と社会に利益をもたらす」

を理念とする国際機関で、

  • 人身取引などの不適切な移民の環境を改善する
  • 移民の能力を高めることで自身/移住した社会に貢献出来るようにする
  • 移民を守るため、受入国も送出し国の取組みを強化する

などの形で、活動しています。

 

 

地方創生を学ぶ中で最近注目を集めている

「外国人技能実習制度」に関心があったことから

 

日本と同様の課題を世界ではどのように

取り組んでいるのかを

当事者として携われることに可能性を感じています。

 

 

なぜ国連ユースボランティア(UNYV)に応募した?


私がUNYVに挑戦したのは

  • 国際機関の現場を当事者として参画する
  • 社会人として働き始める前の予行演習
  • 「不可能」を「可能」に変えられる範囲を拡げられる経験

の3つであると考えています。

 

国際機関の現場を当事者として参画する

元々公共・世界に関心を持つ中で

行動に移せる端的な場であると考えたからです。


国際公務員や外交官など将来の選択肢がある中で

それを決断する前に

大学生の立場で関わることができる点に

意義があると感じています。

 

 

社会人として働き始める前の予行演習

これまで学んだSDGsや国際の知識を

社会の最前線でどう活かしているのかを学べるからです。


それらを参考にして

社会人としての糧にしたいと考えています。

 

 

「不可能」を「可能」に変えられる範囲を拡げられる経験

自分の価値観・言語も通用しない環境に身を置いて

「出来ない」ことを前提に認めたうえで

どこまで「できる」かを試すことが出来ると考えています。


「Mission Impossible」であるからこそ

それに向かって試行錯誤を繰り返していくことで

自分自身の能力面での成長

ひいては自信の醸成に繋がると考えています。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)での経験と今後


この5ヶ月という期間ですが、この経験をもって

 

  • 自らと国連/国際公務員とのマッチング
  • キャリアを進めていく上で糧となる”縁”を繋ぐ
  • 確固たる自身の人格を形成する

という形で活かしていきたいと思います。

 

 

国連ユースボランティア(UNYV)を志すみなさんへメッセージ


長々と書いてしまい

ここまで来るのに何度か諦めそうになった方もいたでしょう。

 

そんな皆さんに贈る言葉として

星の山ほどある中から選ぶとすれば


「I can do this all day !」


この一言に尽きると思います。

 

 

実は、今年派遣される前

去年にも挑戦して選考落ちしていました。


今年の選考でも、就職活動と時期が被り

去年から能力的にも向上しているとは

お世辞にも言えませんでした。

 

しかし、恩師の誘いから再度挑戦することに決め

この言葉を心に抱いたまま

その時々でできる全てを行ってきました。

 

恐らく皆さんの挑戦の先には

私に代わって贈る言葉を選んでいる未来もあれば

希望に添えない未来もあり得ると思います。

 

しかし、どの未来においても

私の贈る言葉が皆さんにとって

前進し続けることの出来る原動力になれば幸いです。

 

__________

 

 

以上

関西学院大学から

アゼルバイジャンに派遣されている

遠藤 大輔さんを紹介しました。

 

大学の専攻でも

SDGsに関して学んでいる遠藤さん。

 

3年生のころに悔しい思いを経験し

再度挑戦することを決めたようです。

 

国連について詳しく勉強されている遠藤さんから

いろんなお話を伺えそうです。

 

是非 お話を伺ってみては?

 

次回もお楽しみに!